サンキャッチャーの店 日子山 cabin の日記
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本日4月29日、9年目のスタートを切ります
2014.04.29
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ご覧くださいましてありがとうございます。
サンキャッチャーの店 日子山 cabinは、本日、9年目のスタートを切ります。
8年前に小学4年生位だったお子さんは、この春大学生?
オープンしてまもなくのこと、フリーペーパーにサンキャッチャーの写真と
お店の紹介を掲載して頂きました。
その冊子を何かのきっかけでご覧になったのでしょうね。
しばらくして、小学3~4年生くらいの男の子がおばあちゃんに連れられてcabinに
サンキャッチャーを買いに来てくださいました。お小遣いを握りしめて。
ご自分のお小遣いをはたいてでも、ひと目惚れのサンキャッチャーを買おうと
思うその意思と行動力にはとっても感心致しました。
そればかりではなく、お休みの日もどこかにお勤めされているお母さんに、
小粒のスワロパーツで作った携帯ストラップをプレゼントしたいと思われたようで、
そちらはおばあちゃんにお金を借りて買って下さいました(サンキャッチャーで持ち
合わせが無くなった・・・)
この小さいお客さまがとても印象に残っていて、何年経っても逐一語れるのは、
ご自身のお好きなキラキラした美しいものをママにも買ってあげたいと思う優しい
気持ちなどもですが、子どもにとって高額なお金を大好きなものに費消しても良しと
するお母さんと、お孫さんの申し出に安易に買い与えるのではなく、お金を貸した
おばあちゃんに目を見開かせて頂いたからです。
他所で暮らすおばあちゃん。私が察するに、お母さんはおばあちゃんの娘でしょう。
たとえ小額でも与えるのではなく貸す。もちろん、借りたお金は必ず返させる。
この祖母と孫と母親は、金銭感覚がまっとうで潔く、そして有意義に使える系譜だと、
とても心に残っています。
綺麗なサンキャッチャーに心惹かれ、その時、有り金以上もはたいてくださった小さな
男の子は、どんな素敵な青年になったのか気になります。
いつか、車の免許を取得なさったら、また思い出して来てくだされば嬉しいですね。
ありったけのお小遣いで買って下さったサンキャッチャーですもの、きっと今も毎日
眺めてくださってることでしょう。
